2020年6月9日火曜日

ディスプレイがRaspberry Pi 4と相性が悪い場合の対処法

Raspberry Pi 4には、相性の悪いディスプレイがあるという問題があるようです。そのようなディスプレイでは、OSをインストールしたmicroSDカードを挿入してRaspberry Piに電源を入れてもディスプレイに映像が映りません。

本ページではその場合の対処法を記します。

Raspberry Pi 用に OS をインストールした microSD カードを PC に接続します。そして、エクスプローラーの「PC」の項目を見ると、下記のように「boot」というディスクが存在していることがわかります。ここをダブルクリックすると、中に「config.txt」というテキストファイルがあるので、メモ帳などのテキストエディタで開きます。通常は config.txt をダブルクリックするとメモ帳で開くはずです。


すると、下図のようなファイルが開かれますので、6行目の「#hdmi_safe=1」という行の先頭の「#」を削除し、上書き保存してメモ帳を閉じてください。

なお、古い Windows を用いている方は、このファイルが正しく開けません(正しく改行されて見えない)。その場合「サクラエディタ (V2 (Unicode版))」のように改行を正しく処理できるテキストエディタをインストールし、そのサクラエディタで config.txt を開くようにしてください。


さて、「#」を削除して保存したら microSD カードを Windows から取り外し、再び Raspberry Pi 4 に接続して電源を投入してみましょう。

今度はディスプレイに映像が映ったでしょうか。
ただし、映った場合も画面の解像度は低い状態かもしません。それが嫌な場合、別のディスプレイを用意するしかなさそうです。

新しい情報が入ったら追記します。

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